田舎での起業成功への第一歩:明確な目的を持つ重要性
2023.06.07
田舎暮らしに憧れる人は、いつの時代もある程度の人数がいるように感じます。しかし、漠然と田舎暮らしがしたいといったように、田舎で生活することが目的となっていると、少々厳しいことになるかもしれません。田舎暮らしは、自分の目標とする人生に対してのあくまで手段として活用しましょう。
田舎での暮らしや起業は、都市生活とは異なる価値観や魅力を提供してくれます。しかし、そのためには明確な目的やビジョンを持つことが不可欠です。この記事では、なぜ明確な目的が重要なのか、その理由と具体的なメリットについて探ってみたいと思います。
明確な目的のメリット
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モチベーションの維持
田舎での起業は都市とは異なる環境や課題が待ち受けます。その中で目的があれば、困難に立ち向かう意欲やモチベーションを保つことができます。困難な時期でも、明確な目的があれば前進し続ける力を持つことができます。 -
リソースの効果的な活用
田舎での起業は一般的に都市と比べてリソースが限られていることがあります。明確な目的を持つことで、有限なリソースを最適に活用する戦略を立てることができます。目的がなければ、無駄な労力や予算が使われる可能性が高まります。市役所など行政との距離も近く、目的が広く知られていることで、そういったところからの情報やアプローチなども期待できるようになります。 -
コミュニケーションの強化
目的を持つことは、チームやパートナーとのコミュニケーションをスムーズにする一助となります。共通の目的を共有することで、方針や計画についての意見交換が円滑に行え、協力関係を強化することができます。都会と違って田舎では、周りの人たちとの距離感がとても近いです。目的を多くの人に伝え応援してもらうことは、決して損にはなりません。 -
成長の促進
目的を持つことは、長期的な成長を促進する要因です。自身のスキルやビジネスの領域において成長するための目標を定め、その目的に向かって努力することで、専門知識や経験を蓄積し、競争力を高めることができます。 -
再挑戦開始の目安がはっきりする
目的をはっきりさせておくことで、逆に失敗が見えやすくなります。これはあまり考えたくないのですが、どうしても立ちいかなくなってしまった時に事業を撤退するという行動を取る必要があります。ぼんやりと日々過ごしているとそのタイミングを逃してしまい、いよいよ最悪の状況となることもありえます。しっかりとした目的があれば、逆に(それこそ田舎暮らしからの)撤退を決断することも容易いでしょう。知り合いは田舎暮らしでカフェを起業しましたが、目的がはっきりしていたので、撤退もスムーズでした。側から見ていた時は楽しそうに運営していましたが、1年経営してみて目標とする売上に達していなかったようでした。
田舎での起業は、都市とは異なる環境やチャレンジが待ち受けることがありますが、明確な目的を持つことは成功へのカギとなります。自身の起業においてだけでなく、田舎暮らしを行う上で、どのような目的を持ち、どのような未来を描くのかを明確にすることで、より成功に近づけることができるでしょう。
田舎での起業成功への第一歩:開放感を求めて
2023.06.01
弊社株式会社アットマークの前身であるMCStudioが産声を上げたのは、2001年の相模原市。現在の代表である皆川正明の個人事業が始まりです。そこから埼玉県の大宮へ。最終的に現在の千葉県館山市へ移転し、株式会社となリました。館山に引っ越したのは、2007年、株式会社になったのは、2014年のことです。
千葉県館山市
千葉県館山市という所は、一応東京の隣の千葉県内ではありますが、南房総と言われるエリアで、房総半島のほぼ最南端。いわゆる「首都圏」と呼ばれるエリアへの通勤圏内ではありません。以前は東京行の特急もあったのですが、廃止となりました。まあ、高速バスで最速90分強で東京駅に着きますが、観光シーズンなどは渋滞の影響で大幅に遅れが生じることがあり、毎日通うと言うのは、不可能ではありませんが、かなり難しいのではないでしょうか。ですので、ここに東京らしさはあまりなく、「東京にかなり近い場所での田舎暮らし」をしたいという方には、おすすめの場所です。
僕がこの地に来たのは、まだ東京や埼玉、神奈川といった場所を中心に、フリーランスをやっていた頃でした。フリーランスでの業種はもちろん今と同じでシステム開発。住まいも首都圏の小さなマンションでした。
システム開発は、コンピュータ上でシステムを構築することで業務を楽に便利にしたい会社さんがほぼほぼメインのお客様です。そのお客様と打ち合わせ等で要求定義をし、その内容を仕様書に落とし、それを元にプログラム開発、動作テストを行なっていきます。そして、テストで問題がなければ納品です。これら全てをほぼ一人で行なっていたのですが、ほとんどの時間を費やすのが、プログラム開発です。
プログラム開発
ほとんどの方がそうだと思いますが、パソコンに向かって黙々と作業を行っているイメージですよね。
プログラム開発も実際そうです。調べ物をしたり、考え事をしたりも多いのですが、それもほとんどパソコンに向かってですから、プログラム開発になると、ほぼほぼ一日中椅子に座って、黙々とパソコンに向かっている状態でした。
打ち合わせでお客様の所にいく日は一年のうちでほんと数えるほど、ほとんどの日がパソコンの前にいる訳です。狭い部屋、そして超高層階って訳でもないので、窓の外もそんなにひらけてなく、隣のマンションや住宅が見えるだけです。この閉塞感はなかなかのものですね。
それが気になってくると、もう仕事のモチベーションが大幅ダウン。開放感を求めて、喫茶店やファミレスをローテーションする日々が続きました。これでいいのか?
開放感、それを考えると、やっぱ海でしょ。別にサーフィンとか釣りが趣味ではないのですが、目の前が海に憧れました。仕事をしながら、ふと外に目をやると広い海、青い空。そんな所に引っ越したい。そもそも、打ち合わせ以外はお客様のそばにいる必要はないのですから、そういったときにお伺いができるところなら遠くたって平気です。
となると湘南か千葉。熱海から下田あたりもいけるかな。結局、下田から銚子くらいまで色々な場所を見て回って、一番海に近い土地が見つかったのが、館山でした。それこそ海水まで10mくらいの距離です。塩害はかなりのものですし、風も強い。それでも、やはり開放感はすごいですよね。株式会社となった今も相変わらずパソコンの前にいる日々は変わりませんが、いまだに当時と比べて仕事に対するモチベーションは全然違うと感じます。
田舎で起業する
そんなこんなで、館山市へやってきたのですが、このブログでは、田舎で起業するということをテーマに色々と思いつくままに発信していきたいと思います。
ただ、それ以外にも、気分次第で、システムやデザイン、動画など、弊社で関わっている業務についてのちょっとした豆知識やメモなどなど、少々フリーダムなブログになってしまうかもしれません。ご了承ください。